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財務相、中東情勢悪化に憂慮表明　G20「多くの国がロシア非難」

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共同通信
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記者会見する鈴木財務相（右）と日銀の植田総裁＝13日、モロッコ・マラケシュ（共同）

モロッコ・マラケシュでG20財務相・中央銀行総裁会議の会場に入る鈴木財務相＝13日（ロイター＝共同）

　【マラケシュ共同】鈴木俊一財務相は13日、G20財務相・中央銀行総裁会議の閉幕後に記者会見し、会議で中東情勢の悪化に対する「深刻な憂慮を表明した」と説明した。ロシアのウクライナ侵攻が長期化していることを受け「日本を含め多くの国がウクライナとの連帯を改めて表明し、ロシアを最も強い言葉で非難した」と明かした。 　北アフリカ・モロッコのマラケシュで開かれたG20財務相・中銀総裁会議は13日、2022年2月以来、7会合ぶりに共同声明を採択して閉幕した。声明では、採択を優先するためにロシアに対する名指しでの批判を避けるなど各国の立場に配慮したが、実際の討議ではG20の分断が鮮明になったようだ。

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