迷いクジラ「淀ちゃん」の処理めぐり大阪港湾局の不適切行為…事業者との会食など29件の違反行為が発覚
MBSニュース
クジラの「淀ちゃん」の処理で明らかになった大阪港湾局の不適切行為。29件の違反などがあったと発表です。 大阪港湾局では去年1月、淀川の河口付近で見つかった迷いクジラの「淀ちゃん」の処理をめぐり、契約金額が市の当初試算額の倍以上、約8000万円にのぼり経緯などを調査しています。 当時の課長は、業者の意向に沿って処理金額を引き上げようと進言したり、禁止されている「請負業者との会食」をしたりしていました。これを受け局内で調査をしたところ、約2年間(おととし4月~今年7月末)で事業者との会食や贈答品の授受に加え、私費で購入した日本酒を委託業者に送るなど計29件の違反行為などが確認されたということです。 市は「疑義がもたれるような行為はあってはならない」としています。
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