「不倫問題を生かせず…」佐々木希の“ピアス代未払い騒動”を引き起こした夫・渡部建の「余計な一言」
《佐々木希が注文したジュエリーの代金を支払っていなかった》 そんな内容の報道が出て、 【写真あり】すごい…!離婚危機を払拭した渡部建&佐々木希「子連れデート」姿 「けしからん夫婦だ」 と思った人は多いだろう。 『ジュエリー職人が告発 佐々木希・渡部夫妻の誕生石ピアス40万円未払い騒動』 という仰々しいタイトルが踊ったのは8月21日発売の『週刊文春』だ。 佐々木は’23年4月に第2子を出産しているが、その年の9月に、長野在住のジュエリーデザイナーA氏に第2子誕生記念のアクセサリーの製作を依頼したという。いわゆるオーダーメイドジュエリーだ。 佐々木に 「予算はいくらでもいい」 と言われたA氏はさっそく、専門店で材料となる誕生石を購入するなどして製作に着手。次に夫妻に会った時に50万円の見積もりを伝えたところ、“いくらでもいい”と言っていた佐々木は 「高っ!」 と発し、今年の5月に再会したときに、最終的に予算は“40万円”で依頼されることになったという。 そして“騒動”はここから始まる。 A氏が、本来は内金を支払ってもらってからデザインの製作などを始めるという旨を説明して5月末までに入金を依頼し、佐々木も納得した様子だったが、期限までに入金はなく、何度も連絡を入れたが、多忙を理由に入金を引き延ばされたようだ。 『文春』の記事では《見限った》と綴られているが、A氏はついに“ブチ切れた”ようで、ジュエリーの製作を断り、キャンセル費用16万円とデザイン画製作費50万円の計66万円を請求したのだ。 佐々木はメールでA氏に謝罪し、66万円は即刻振り込まれたという。 この記事を最後まで読んで、納得というかスッキリしなかったのは私だけではないと思う。 “叩かれるほど、佐々木は悪いことをしたのか……” という疑問だ。 確かにA氏が憤るのも当然だと思う。佐々木は以前にもA氏に指輪の製作を依頼しており、その時も代金の支払いが遅れた“前科”があったからだ。 しかし今回はA氏のほうから製作を断っており、佐々木は商品を受け取ってはいない。そして商品代40万円を22万円も上回る金額を支払っている。それで、一件落着ではないか。 記事のタイトルを読んだだけでは、佐々木が商品を受け取っておきながら、“代金を踏み倒した”、あるいは“支払いが済んでいない”と受け取っても仕方ないが、実際はそうではない。 支払いが遅れた“過失”はあるが、悪意があったようには思えず、週刊誌で告発されるほどのことだろうか。 ただ、この騒動で見えてきたのは、佐々木の“ルーズさ”と夫妻の“芸能人感覚”だ。 佐々木はA氏に、振り込みが遅れている理由を“仕事が立て込んでいるため”と言い訳しているが、おそらくそれは事実だろう。しかし自分でできなくても夫に依頼するか、夫も忙しかったなら、マネジャーなり誰かしら振込を頼める人はいるだろう。 そして、A氏が仕事を請け負う際の“約款”を知っていながら、無視した点。大手芸能プロ幹部は、 「相手が企業や大手のショップではなく個人で、しかも以前に依頼したことがあることから、“知り合いだし、自分たちは有名人なんだから融通を利かせてもらえる”という気持ちはあったと思います。芸能人、有名人は多かれ少なかれ、そんな感覚を持っていると思いますし、それが通じる世界です。一般人からしてみたらあきらかに“驕り”ですけどね……」(大手芸能プロ幹部) と芸能人特有の“悪いクセ”だと明かす。 逆に、有名人だからこのような報道が出てしまうのだが、さらにA氏の感情を“逆なで”し、告発されるような事態に発展させてしまったのは、渡部のLINEだった。 振り込みが済んだことと、入金が遅れたことを謝罪するだけだったら、問題は大きくならなかったと思われる。だが渡部は、 《これで全てが終わるのか? まだ遺恨が残るのか?》 と送っているのだという。 余計な一言だと誰もが思うだろう。これが事態を余計こじれさせてしまったのではないか。これでは、自分たちが悪いと反省している様子が感じられない。A氏も“カチン”ときたことだろう。 あの騒動の教訓が全く生かされていない。渡部が女性の気持ちを理解して、行動していればあそこまで大きな騒動にはならなかっただろう。今回も同じだ。 人の気持ちを思い遣ることができていれば防げたトラブルではないだろうか。ここで学習できたのならいいのだがーー。 取材・文:佐々木博之(芸能ジャーナリスト)
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