石垣市 陸自が公道で災害訓練 市民からは抗議の声も
沖縄テレビ
石垣市では陸上自衛隊が災害を想定し、公道を使用した訓練が初めて実施され、自衛隊の配備に反対する市民からは軍事訓練だと抗議の声が上がりました。 4月24日午前6時に始まった訓練は、災害で道路が寸断したことを想定し、自衛隊員30人が隊列を組みながら避難所となる施設まで救援物資を運ぶというものです。2023年、石垣市に自衛隊が配備されてから公道を使った訓練が実施されるのは初めてです。自衛隊の配備に反対する市民からは軍事訓練だと抗議の声が上がりました。 沖縄戦を経験した山里節子さん 「こういうのを一旦許すと恒常化してしまうから。今はこれくらいの人数で済んでいるけどその内段々エスカレートして増えていって街中練り歩くようになる。」 公道での訓練について自衛隊は「部隊が設定したルート」と述べるに留め、「近年、石垣でも大きな地震が起きていて災害が必ずないとは限らない」と訓練の意義を強調しました。
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