「若い頃はイケメン」『不適切』錦戸亮の30年後を演じた古田新太、結婚前は“彼女9人”のモテ武勇伝
冬ドラマの話題を独占している阿部サダヲ主演の『不適切にもほどがある!』(TBS系)。第5話では渚(仲里依紗)の父で、純子(河合優実)の夫であるゆずる(古田新太)の若き日の姿を錦戸亮が演じて話題になった。 【写真】モテるのも納得! アイドル的人気だった頃の古田新太
結婚前は9人の彼女がいたモテ男
「劇中では“面影がなさすぎる”という風にイジられていましたが、若き日の古田さんは女性ファンの多い演劇界のアイドル的存在でしたからね。若き日の姿を錦戸さんが演じるのはそこまで違和感はなかったです」(演劇ライター) 放送後SNSでも、 《若い頃の古田新太、イケメンだったから旧ジャニの老化役を演じてもおかしくないのよな》 《錦戸亮が古田新太にならないとか山田涼介が古田新太にならないとか言っているヤツはふるちん(古田新太)の何も知らない》 という声が上がっていた。独身時代はかなりのモテっぷりだったようで、昨年10月に放送された『徹子の部屋』(テレビ朝日系)では結婚前には彼女が9人いたことを告白している。 「ファンだった元タレントの妻にプロポーズした際、まだ9人の彼女と交際していたため、2か月かけて身辺整理したことを明かしていました」(テレビ誌編集者) 一方、「イケメンと呼ばれていた期間はそう長くなかった」と前出の演劇ライターは振り返る。 「'80年代後半から'90年代前半は体型もスマートで、クール系イケメンという雰囲気で女性ファンも多かった印象です。'90年代後半から少しずつふくよかになっていきましたが、現在のような個性派路線になってから仕事が急増したので、俳優としては成功でしょう」 演劇界のスターだった古田が映像の仕事を増やすきっかけになったのが、『不適切にもほどがある!』でも脚本を務める宮藤官九郎だという。'22年10月に放送された『日曜日の初耳学』(TBS系)に出演した際、34歳まで映像作品のオファーを断っていたと語っている。 「舞台は役者のものに対して、映像作品は俳優が納得していないカットが使用されることもあるため、出演に乗り気ではなかったとか。そんな中、'00年に放送された『池袋ウエストゲートパーク』で宮藤作品に出演した際、“テレビでもふざけてもいいんだ”と思わせてくれたことで、映像の仕事にも前向きになれたそうです」(前出・テレビ誌編集者) ただの面白シーンにしか見えなかった古田新太の若き日のシーン。古参演劇ファンにはイケメン時代が懐かしく、宮藤との信頼関係があるからこそ成立したエモい演出だったようだ。