MLB希望を口にした森下暢仁(広島)は来季、突出した成績を残せるか?
広島東洋カープでローテーション投手として活躍している森下 暢仁投手(大分商)がMLB希望を口にしたという。今年は手術の影響で出遅れたが、20試合登板で、9勝6敗、131.2回を投げ、94奪三振、防御率3.01の好成績を残し、来季の年俸は1億3000万円(推定)となった。 【動画】明治大当時の森下暢仁が語ったプロへの真っ直ぐな思い 森下の通算成績を振り返ると、MLBを狙える資格はあるといえるだろう。 4年間で、89試合、37勝24敗、防御率2.82と、13の貯金がある。また、毎年100回以上投げ、1完封以上しているなど、すべてにおいて優秀だが、勝ち星は10勝が最高。突き抜けた数字を残しているわけではない。誰もが認める成績を残してMLBにいくには、毎年15勝以上、防御率2点台前半が基準になるのではないか。森下はフォームもしなやかで、多彩な変化球を操れて、制球力も高く、ゲームメイク能力も高い。タイトルを常に狙える成績を残せば、高額契約を結べる投手だといえる。 2024年では、そんな成績を残せるか注目だ。