3日間禁酒して挑むチャレンジ準決勝、53歳の競輪レーサー増成富夫「本気で競輪と向き合うと決めた」
玉野競輪「ウィンチケットミッドナイト競輪(F2)」は5日、2日目を迎える。3レースのチャレンジ準決勝を走る増成富夫(53歳・岡山=66期)に話を聞いた。
ーー1着スタートおめでとうございます。脚の感じはどうでしたか？
増成:3日間禁酒して練習も休まずやってきたからバッチリ！ 今年は本気で競輪と向き合おうと決めたから。禁酒のところは絶対に書いといて下さいよ(笑)。
ーー身体も絞れているみたいですね。
増成:5キロくらい落ちたかな。身体が軽くて動きやすい。でも、その分パワーは落ちちゃっているね。
ーー本気で競輪に向き合うってことなんですが、目標を教えてもらってもいいですか？
増成:それが無いんよ～。700勝も遠すぎるし(笑)。とりあえず本気でやって、どこまで競走得点を上げることができるか。行けるところまで頑張ってみる。それだけ。 今期はチャレンジ戦で若手との対戦が続くが、そこは元祖岡山の新人キラー。53歳になった今でもお手本のような先行で勝利を掴む。明確な目標こそないが、このやる気があれば決勝の常連になってもおかしくない。(アオケイ・梅田記者)
