名古屋競馬場のイベントで贈収賄 県競馬組合の元・総務広報課長に執行猶予付きの有罪判決「公正さや信頼性を損なった」
CBCテレビ
名古屋競馬場のイベントを巡る贈収賄事件で、愛知県競馬組合の総務広報課長だった男に執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。 【写真を見る】名古屋競馬場のイベントで贈収賄 県競馬組合の元・総務広報課長に執行猶予付きの有罪判決「公正さや信頼性を損なった」 判決などによりますと、愛知県競馬組合の元・総務広報課長 石黒弘喜被告56歳はおととし、名古屋市港区から愛知県弥富市に移転した名古屋競馬場のイベントの運営業務で便宜を図る見返りに、イベント関連会社の元部長から、現金およそ340万円の賄賂を受け取った受託収賄の罪に問われています。 23日行われた裁判で、名古屋地裁の森島聡裁判長は、「競馬組合の業務の公正さや信頼性を損なったことは明らか」などとして、検察側の懲役2年6か月の求刑に対して、石黒被告に懲役2年6か月・執行猶予5年の判決を言い渡しました。
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