自身初の月間MVPに輝いた小園海斗

　カープは6月11日、小園海斗と床田寛樹が5月度月間MVPを受賞したと発表した。 　小園は自身初、床田は2021年9月以来となる2度目の受賞。小園は5月を振り返り、「初めて4番も経験でき、充実した1カ月だった。（球団記録となる月間8度の勝利打点は）みんながつないでくれたおかげ。去年の5月は二軍で苦しんだ時期だったので、今年は絶対にやってやるという気持ちでやってきた」と噛み締めた。チームは交流戦でも好調を維持し、首位につけている。引き続き打撃に期待のかかる小園は、「これからもチームの勝利に貢献したい」と意気込んだ。 【写真】2016年にセリーグ最年長となる39歳でMVPを受賞したあの選手 　2度目の受賞となった床田は「他にも良い投手がいたので、（受賞は）厳しいかもしれないと思っていた。そのなかで受賞できたことはうれしい。打線が先に点を取ってくれて、リードを守ってくれたおかげで勝てたので、すごく感謝しています」と野手陣への感謝を口にした。小園とのW受賞については、「一緒のチームで投打で受賞できたのはうれしい。前回は（鈴木）誠也と一緒にとれたので、縁があるなと思う。まだまだシーズンは続くが、自分のできることをしっかりやってチームの勝利に貢献できるように頑張りたい」と語った。