アストラムライン、イコカを6月1日発売 モビリーデイズは参加せず
アストラムラインを運行する広島高速交通(広島市安佐南区)は29日、JR西日本の交通系ICカードICOCA(イコカ)とイコカの定期券を6月1日に発売すると発表した。 新たな乗車券システムを紹介する広電社長 県庁前、新白島、大町、広域公園前の4駅の定期券取扱窓口と、全22駅の自動券売機で販売する。使い捨て防止の預かり金500円が必要。自動券売機で新規に発売する定期券は大人の通勤用だけで、その他は窓口で扱う。 現行のカード型IC乗車券PASPY(パスピー)用の券売機を順次入れ替え、各駅にイコカ用の券売機を5月末までに最低1台設ける。JR西の路線との連絡定期券はJR西の窓口や券売機で販売する。 広島高速交通は、広島電鉄(中区)が9月に始める新乗車券システム「モビリーデイズ」に参加しない。来年3月末までにパスピーの運用を終える。その後の運賃の支払いはイコカなどの交通系ICカードか現金となる。
中国新聞社