【TeamKAGAYAMA】2024 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第8戦第56回MFJグランプリスーパーバイクレースin 鈴鹿
水野涼選手 コメント
レースウィークのスタートから調子が良く予選は硬いタイヤと柔らかいタイヤを両方試し、どちらのタイヤでもいいタイムを持てたので自信をもって決勝に挑みました。レース1は、序盤に離されなければ有利な展開に持ち込めると確信していたので、無理に前に出ずに落ち着いてついていきました。選択したタイヤ的に、自分はコース後半のほうに強みのある選択だったので、最終のブレーキングや裏ストレートのパッシングも容易にできましたし、前に出るタイミングだったり、前に出てからの処理にもミスなく優勝することができました。レース2は序盤は思ったよりペースが上がらなくて、ついていくのがやっとでした。タイヤが温まってペースを作れてからは野左根選手、中須賀選手を抜くことができ、岡本選手についたところでSCでした。今週はレースがスタートする前から調子がよく、両レースとも自信をもって挑めていたので、SCが入っても落ち着いて残り3周を戦うことができました。チャンピオン獲得できなかったことは心残りですが、自信をもって挑んだウィークで2連勝できたことは自分を褒めたい。 今シーズンは初のドゥカティでの挑戦となりました。チャンピオンマシンなら当たり前のように思われていたけど、振り返るとあの位置で走れていることが当たり前ではなく、初のサーキットでは自分たちでデータを積み重ねていかないと勝つことはできないんだと悔しい思いもしました。自分が転倒した1戦をのぞいて表彰台を落としたレースはなく、ドゥカティのポテンシャルをアピールでき結果的には良い一年になりました。ホンダから移籍して初年度、ホンダの結果以上の結果を出さないといけない年でした。勝利数もレース内容も、シーズン通してチャンピオンのヤマハに挑戦し続け、3勝でき、ドゥカティを選択したことは自分にとって本当に良かった。今年はいつも応援してくださる方々に加え、新規のファンがたくさん訪れてくれました。ドゥカティでの活動を応援してくれる方々が増えて、改めてドゥカティの影響力を実感し感謝しています。来年はさらに良い結果でお返ししたいと思います。今シーズンもたくさんの応援ありがとうございました。
Webikeプラス編集部