アジア最高額クラブは? ACLクラブ市場価値ランキング6位。苦戦した韓国の強豪。190cmブラジル人FWに警戒
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023/24の決勝トーナメントが間もなく幕をあける。決勝トーナメントに進出した16クラブの中で、最も市場価値が高いクラブはどこなのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出したACLの市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は2月12日時点。
6位:全北現代モータース 監督:ダン・ペトレスク 総市場価値:1955万ユーロ(約27億3700万円) 最高額選手:ナナ・ボアテング(200万ユーロ/約2億8000万円) 総市場価値1955万ユーロ(約27億3700万円)で6位にランクインしたのは韓国の全北現代モータースだ。所属選手の平均市場価値は決勝トーナメントを戦うクラブの中で11位(平均39万1000ユーロ/約5474万円)であるが、チームには大会最多となる50名の選手が所属しているためこの順位となっている。 注目選手はKリーグの大田ハナシチズンから今冬に加入したブラジル人FWティアゴ・オロボ(120万ユーロ/約1億6800万円)だ。2023シーズンはリーグ戦14ゴールをあげ、得点ランキング2位となる活躍を見せた。シュートテクニックもさることながら、190cmの長身を活かした高い打点のヘディングも脅威である。 チーム最高金額の市場価値を持つナナ・ボアテング(200万ユーロ/約2億8000万円)はこれまでルーマニアやノルウェーのクラブでタイトルを獲得してきた経歴を持つMFだ。高いボール奪取能力を特徴とし、Kリーグ初挑戦ながら2023年7月の加入直後からスタメンに定着している。 これまでAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を2度制し、国内リーグも2017シーズンから5連覇を果たすなど多くのタイトルを獲得してきた全北現代であるが、2023シーズンはリーグ5位フィニッシュとなり9年ぶりの無冠に終わった。ACL含め、2024年はタイトル奪取にかける思いが強いだろう。
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