松山城・城山の土砂崩れで愛媛県が松山市と連携 二次災害防止へ砂防施設の復旧急ぐ方針
今月、松山城の城山で発生した土砂崩れ。愛媛県は二次災害の防止に向け、松山市などと連携して砂防施設の復旧を急ぐ方針を示しました。 中村知事: 「きょう、正式に松山市から書面で協力要請が届きましたので県と市の連絡調整会を設置することといたしましたのでお知らせいたします」 中村知事はきょうの臨時記者会見で、市と連携して「連絡調整会」を設置し、残った土砂の流出を防ぐ砂防施設の復旧を急ぐ方針を示しました。 土砂崩れの現場では松山市による土砂の撤去作業などが続いていますが、県では速やかな砂防施設の復旧に向け、すでに準備に取り掛かっているということです。 また、国や関係自治体、大学教授ら11人による「技術検討委員会」を今月29日に開き、現地調査や今後の対応について協議などを行うとしています。 県によりますと、今月12日に発生した土砂崩れの現場斜面には、現在もおよそ1500立方メートルの土砂が残っているということです。