柳俊太郎「大会の前に気を失って」 高校時代の悪夢の出来事を告白
韓国発のWEBコミックが原作で、国内累計閲覧数7000万views(2024年8月時点)を越える人気作品を日本のサスペンスホラーとして映画化した『他人は地獄だ』の公開記念舞台挨拶が、11月16日に、東京・シネマート新宿で実施され、ダブル主演の八村倫太郎(WATWING)、柳俊太郎、共演の岡田結実、三浦健人、鈴木武、星耕介、そしてメガホンを取った児玉和土監督が登壇。柳が、高校時代に経験した“悪夢と感じた出来事”について語った。 【写真】ゾクゾクする恐怖感が伝わる! 『他人は地獄だ』場面写真 ■悪夢を糧に「いま頑張って生きています」 本作は、不気味な入居者たちが暮らすシェアハウス「方舟」に、地方から上京してきたユウが入居したことをきっかけに不可解な出来事が発生していくサスペンスホラー映画。 本作が公開された心境を尋ねられ、「方舟」の住人たちのリーダー的存在であるキリシマ役を演じた柳は「自分も今(実感を)味わっています。こうやってお客さんの前に立って実感できて、ここからどういうお言葉をいただけるのかなと思うと楽しみですし、こうやってみんなに久々に会えて懐かしいなという感じもありながら、ここから映画が巣立っていくんだなと思うと、非常に感慨深いです」としみじみ。 また、改めて、自身の役柄の紹介を求められると、柳は「キリシマはめちゃくちゃかわいらしい…」とコメント。これに八村から「違う!違う!違う! どこがっすか?」と突っ込まれたが、「俺だよね、ヒロインって。ヒロインを演じさせていただきました」と続け、柳のボケに会場が笑顔に包まれる一幕も見られた。 それから、本作のキャッチコピーである“悪夢のシェアハウスへようこそ”にちなみ、自身の“悪夢と感じた出来事”について聞かれると、柳は高校生の頃にバレーボールをやっていたことを明かし「練習中に着地をしたら“バキッ!”って音が体育館中に響いたんですよ。俺の左足の脛が折れたんです。そこから気を失って、結局、疲労骨折だったんですけど、今まで頑張ってきたものが、その日に全部水の泡になったという…。しかも大会の前に…。悪夢でした」と悲しげな表情に。しかし、「それを糧にいま頑張って生きています」と胸を張り、観客から拍手を浴びた。 最後に柳は、「先ほどは役柄のことでふざけていろいろ言いましたけど、本気でみんな力を合わせて、みなさんに怖いと思っていただけるような作品を、熱意を持って1ヵ月突っ走って頑張りました。それをみなさまにやっとお見せできることができて、心から嬉しく思います」と本作をアピールし、「ここからはみなさまのお力もお借りして、映画がもっともっと大きくなっていくように、ご協力いただけたらなと思います」と呼びかけ、本イベントを締めくくった。 ※柳俊太郎の「柳」は木へんに夘が正式表記 映画『他人は地獄だ』は、11月15日(金)より、グランドシネマサンシャイン 池袋、イオンシネマほか全国公開中。