イングランド代表、9月はU-21のカースリーが暫定指揮へ パルマーやゴードンら若手にはチャンス
若手をよく知る指揮官だ
イングランド代表は9月にネーションズリーグでアイルランド代表、フィンランド代表と戦う。ガレス・サウスゲイト前監督の退任以降、後任は決まっておらず、U-21イングランド代表の指揮官リー・カースリーが暫定的に指揮をとることになるようだ。 英『Mirror』は、この人事がイングランド代表の若手たちに好影響を与えるのではないかと見ている。現在のフル代表にはチェルシーのコール・パルマー、ニューカッスルのアンソニー・ゴードンら、2023年にU-21EUROを制覇したメンバーがいるからだ。今夏のEURO2024の代表選考にギリギリで漏れてしまった若手たちもいる。カースリーは彼らをよく知っており、選考にも影響を与えるかもしれない。 同紙が注目したのは7人。パルマーとゴードンのほか、リヴァプールのカーティス・ジョーンズとハーヴェイ・エリオット、エヴァートンのジャラッド・ブランスウェイト、チェルシーのレヴィ・コルウィル、アストン・ヴィラのジェイコブ・ラムジーだ。ジョーンズやブランスウェイトは最初に発表されたEURO2024の暫定メンバーに入っており、これを機にフル代表に定着することになるかもしれない。 ジュード・ベリンガムやブカヨ・サカら若手が躍動する一方でカイル・ウォーカーやハリー・マグワイア、ジョーダン・ヘンダーソンらベテランも多かった近年のイングランド代表。このタイミングで一気に若返りが進むというシナリオもありそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部