【ボートレース津】優勝争いは巴戦
ボートレース津の「ルーキーシリーズ第7戦スカパー!・JLC杯争奪戦」は8日に優勝戦を迎える。 準優はすべてイン逃げによる決着となった。10Rは原田才一郎が一気に逃げ山田真聖が次位を確保。11Rでは佐藤隆太郎がゼロ台の攻防を制して、前走地の平和島Vと同じ2号艇を手にした。前田翔も為本智也を抑え、厳しいエンジン相場を覆して優出。予選トップの畑田汰一は前日のイン戦でコンマ07を決めていたが、準優も同じくコンマ07。しっかりと逃げ込み優勝戦を1号艇で迎えた。塚越海斗が差し伸びて、うれしい初優出となった。 原田が「畑田の出足はいいけれど伸びは僕が節イチかな」とパワー相場を解説。そして佐藤は「回り足はいいが、平和島の方がより回り足仕様だった」と、前走地の感触にはまだ届いていなそうだ。前田は「準優でも相当差があった、伸びない」と非力を痛感。前田がかなり厳しい状況となれば、優勝争いは畑田、佐藤、原田の巴戦が濃厚。出足にスタート勘とそろってきた畑田の中心は動かないか。
マクール