日本版バロンドールは誰? 23/24、日本人活躍度ランキング8位。タイトルに貢献! 市場価値も大幅アップ
2024年のバロンドール受賞者が、28日に発表される。1956年に創設されたこの賞は、サッカー界で最も権威のある個人タイトルとされ、毎年大きな注目を集めている。では、もし日本人選手限定で2023/24シーズンのベストプレーヤーを選ぶとしたら、誰がその栄誉に輝くのか。今回、フットボールチャンネルではクラブとサッカー日本代表での成績をもとに独自のランキングを作成した。トップ10を順位ごとに紹介する。※スタッツは『transfermarkt』を参照。
8位:町田浩樹 生年月日:1997年8月25日(27歳) 所属クラブ:ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー) 23/24リーグ戦成績:31試合1得点1アシスト 町田浩樹は2023/24シーズンに最も輝いた日本人センターバックの一人に挙げられる。 2022年1月に鹿島アントラーズからユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)に加入した町田は、負傷による長期離脱もあってなかなか出場機会を増やせずにいたが、2023/24シーズンは主力として1年を通して活躍した。 クローキーカップ(ベルギーカップ)では、ロイヤル・アントワープとの決勝戦でCKから決勝ゴールを挙げ、ユニオンSGに110年ぶりの国内カップ戦優勝をもたらした。 『transfermarkt』の市場価値においても、町田の成長は注目されている。昨年6月に200万ユーロ(約3.2億円)だった市場価値は、1年で1000万ユーロ(約16億円)に急上昇した。 この活躍はサッカー日本代表にとっても貴重である。10月シリーズでは冨安健洋と伊藤洋輝が怪我で不在の中、町田は空中戦の強さと安定した守備、丁寧なビルドアップで存在感を示し、代表のセンターバックのポジション争いに新たな風を吹き込んだ。 センターバックは、バロンドールなどの個人タイトルとは縁遠いポジションだが、2023/24シーズンにおける町田の飛躍は注目に値するものだった。
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