ゴルフライン「CRONOS BLACK」のディレクターを務めるユージと、ブランドアンバサダーに就任したMAGGY（撮影・村上幸将）

　ユージ（36）が、フィットネスウエアブランド「CRONOS（クロノス）」が27日から新たにローンチするゴルフライン「CRONOS BLACK」のディレクターに就任。25日に、都内のGINZA SIX内の「CRONOS BLACK」店内で取材に応じた。ユージは「いわゆるタレントが表上、作っています風のブランドではなくて、デザインチームを作ってデザインを決めている」と、タレントとしてではなく、ディレクターとしてデザインまで踏み込み、作り上げたことを強調した。 　ユージは大のゴルフ好きで、飛距離349ヤードを誇り“芸能界一飛ばす男”を掲げており、プロが参加するドラコン大会にも積極参戦している。YouTubeで「ユージの！　ゴルフ飛ばしチャンネル」を展開し、BSジャパネクストのゴルフ番組「みんなの飛ばしTV」（金曜午後9時）でもMCを務めている。 　そうした実績を踏まえ、CRONOSが新たにゴルフラインを立ち上げるにあたって、タレントとしてではなく、ブランドのディレクターとして招聘（しょうへい）。ユージも、その思いに全力で応え、この1年にあたってウエアのデザイン、色づかいから提案し、快適な着心地や機能性に、体のラインを美しく強調しつつ、タウンユーズも可能なウエアを作り上げた。 　ユージは、24日も仕事の合間を縫ってGINZA SIXの「CRONOS BLACK」を訪れ、スタッフと綿密に打ち合わせするなど、ディレクターとして精力的に活動している。TOKYO FMの朝の情報番組「ONE MORNING」（月～金曜午前6時）でもMCを務めているが、毎朝の仕事、育児など日々の生活の中で、ディレクターとして一切、妥協はしなかった。「僕自身がゴルフをメチャメチャやるんで、ゴルフをやる上での動きや、雨も降る、風も強い、汗もかく環境…その中で、僕がこうなって欲しいという素材、デザインからかなり時間をかけて作った」と力を込めた。 　「CRONOS」と「CRONOS BLACK」のブランドアンバサダーには、後輩のMAGGY（マギー、31）が就任した。「マギーさん自身、ゴルフをメチャメチャやるし、スタイルもいいし、モデルでありながらスポーツのことも、よく理解している。こちらからしたら、ずっとマギーさんしかいないでしょ…そこが一番と、1年くらい前から話していた。実現できて、本当にうれしい」と喜んだ。 　マギー自身、ゴルフウエアラインとコラボしてウエアも展開している。その立場から、ユージがデザインに関わったゴルフウエアについて「私も去年、自分もコラボで出したゴルフウエアに相当、デザインなどで入ったんですけど、いかにシンプルで、シルエットをきれいに、かつブランドの特徴を出すのは難しい。私では思い付かないデザイン」と絶賛した。 　ゴルフをプレーした後、室内に入った際を想定して制作したカーディガンにもユージが女性を想定し、提案したアイデアが採用された。黒地で右側に白のラインが入っているが、ユージは「デザインも、そうなんですけど（スイングした際）女性は左肩にファンデーションが付きやすい。気になるという意見が多いから、白い色は右肩だけにしました」とデザインの意味を力説。マギーも「確かに私も（ファンデーションが左肩に）付く。夏でも着られるカーディガンは、実用性があり使える」とうなずいた。 　2人が、ここまでのタッグを組むことは今までなかったという。ユージは、モデルとして世界に出て活躍するマギーに「何を着ても似合っている。全部、メチャメチャかわいい」と厚い期待を寄せる。マギーも「ゴルフウエアは似合う、似合わないがあると思うんですけど、私は相性が良い。シンプルなものが好きなので、マッチしていると思います」と好感触を口にした。 　既に、ユージは第2弾のデザインを作り始めており「機能性を注目して欲しい」と力を込めた。今後、プロ選手との契約の可能性についても模索しているという。