作者大絶賛の『SEED FREEDOM』ライジングフリーダムガンダム“箱絵風ガンプラ”「箱絵を切り取ったようだ」
イラスト塗り、アニメ塗など「脳がバグる」塗装作品を数多く発表してきた実力派モデラーのannkoromotiさん(@ufjmFR0BF7t5Jq7)。その近作として発表されたのが、現在大ヒット公開中の映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(以下/SEED FREEDOM)に登場するライジングフリーダムガンダム。「映画はまだ見ていない」と話す同氏だが、ガンプラ箱絵の特徴を見事にとらえ、1万件近いいいねを獲得。この箱絵を描いた作者の森下直親氏も「凄いです! 見ていると満足感と納得感で思わず笑みがこぼれてしまいます」と大絶賛した。本作制作について話を聞いた。 【写真】黒背景で仁王立ち…より凛々しさを増した『箱絵風イラスト塗りHGCEライジングフリーダム』前後ろ全部見せ<動画あり>
■劇中のようなアニメ塗りの予定も「箱絵を見て『絶対マネしたい』という衝動に駆られた」
――大ヒット中のガンダム映画最新作の主人公機を用いた『箱絵風イラスト塗りHGCEライジングフリーダム』が、大きな話題となっています。本作を作ろうと思ったきっかけを教えてください。 【annkoromoti】もともとフリーダムガンダムが好きなので、その派生型のデザインで素直にカッコいいと思いました。初見で見た時、フリーダムガンダムとディスティニーガンダムを合わせたようなデザインでまとまり具合が素晴らしいと思いました。 ――映画でご覧になったんですね。 【annkoromoti】いえ、実は時間が取れず、まだ観られていないんです。公開と同時登場機のガンプラが発売されているのですが、このライジングフリーダムの箱絵のイラストが発表された時、「これだ!」と思いました。 ――annkoromotiさんといえば、三次元のガンプラを二次元化する“イラスト塗り”の名手で“空間の魔術師”です。アニメ・水彩画などさまざまな手法があるなかで、今回「箱絵塗り」を選ばれたのには何か理由があったのですか? 【annkoromoti】もともとは購入したら劇中のようなアニメ塗りをしようかなと思っていたんです。しかしこのプラモデルの箱絵が発表された時に、イラストの鏡面のような装甲やポージングなどなどにしびれ、「絶対にマネしたい!」という衝動に駆られました。 ――数々のガンプラの箱絵を手掛けられている森下直親先生の絵に魅せられたんですね。森下先生の絵の魅力はどんなところにあると思いますか? 【annkoromoti】鏡面のような装甲表現や、火花のようなエフェクトなどの光の使い方に魅了されます。そういう描写を上手く融合されて、独特の空気感が素晴らしいと思います。