いや癖が凄い!! [ダイハツ]が生んだ[クルマ]が個性的すぎる問題
実は117年というダイハツのとんでもなく長い歴史の中で生み出された数多くの個性的なモデルから、市販車部門とコンセプトカー部門に分けて、伊達軍曹が16台をピックアップ。今見ても最先端すぎると思わせてくれるダイハツの超個性派をご覧あれ!! 【画像ギャラリー】クセ強すぎ!!幻のダイハツコンセプトカー見てマジで(30枚) ※本稿は2024年9月のものです 文:伊達軍曹/写真:ダイハツ、ベストカー編集部 ほか 初出:『ベストカー』2024年10月26日号
■街で見たことある人も多い!?超個性派・市販車部門
●ダイハツ Bee(1951年) オート三輪で成功したダイハツが1951年に発売した乗用三輪。後輪を駆動させるエンジンは18psの804cc空冷水平対向2気筒OHV。売れなかったが可愛い! ●ダイハツ フェローバギー(1970年) オールFRP製ボディの2人乗りオープンバギー。エンジンは356ccの空冷2スト2気筒。100台限定販売とはいえ攻めていた。 ●ダイハツ ミラ・ウォークスルーバン(1990年) 運転席と荷室の間をクルマから降りることなく行き来できる、ミラベースの商用車。国産車としては稀有な存在のため、今も人気だ。 ●ダイハツ ミニ・スウェイ(1995年) 1995年発売のマイクロEV。車名は「EVの流れをミニの方向へスウェイする(傾ける)」という意味。全長2395mmで車重470kg。当時の車両価格は143万円! ●ダイハツ ミゼットII(1996年) オート三輪「ミゼット」の名を継いで1996年に登場。1人乗りが4速MT、2人乗りは3速AT。貨物を運ばないカーマニアからも人気に。 ●ダイハツ アトレー7(2000年) アトレーワゴンのホイールベースとリアフロアを延長し、全長3765mmの小ぶりなボディの中に3列シートをぶち込んだ異色作。
■いつの日か街で見かけるかも!?超個性派・コンセプトカー部門
●ダイハツ X-021(1991年) 童夢と共同開発した2座式軽量スポーツ。フロントミドに1.6L直4を搭載。パワーウェイトレシオは5.0kg/psで、サスも凝っていた。 ●ダイハツ FR-X(1997年) 850cc/100psのインタークーラー付きターボを搭載した世界最小クラスのFRライトウエイトスポーツ。発売してほしかった……。 ●ダイハツ D-BONE(2003年) バギーの楽しさとスポーツ感覚を併せ持つオープン4WDで、パワーユニットは659ccの直3ターボ。タイヤサイズは軽なのに18インチ! ●ダイハツ HVS(2005年) 1.5L直4DOHCにフロント2基、リア1基のモーターを合わせたハイブリッドオープンスポーツ。サイズ感はNBロードスターと同程度。 ●ダイハツ マッドマスターC(2007年) マウンテンバイクのサポートを考えた小型でタフなトランスポーター。3面大型ガルウイングを備えたアタッチメントボディがイイ! ●ダイハツ basket(2009年) オープン4シーターと広々デッキで"ほのぼの生活"が満喫できる「スローライフビークル」だとされた軽トラ。今からでも市販化を。 ●ダイハツ FC商CASE(2011年) 伝説のコンセプトカー「ホンダ 不夜城」を精神的に受け継ぐ(?)燃料電池商用車。停車時はハンドルやシートなども格納される! ●ダイハツ NORI ORI(2015年) 軽自動車サイズでありながら、乗り降りを最大限ラクにする目的で開発されたコミューター。老人になったら、これに乗りたかった!? ●ダイハツ DNコンパーノ(2017年) 1963年に登場した「コンパーノ」のデザインを継承した4ドアクーペ。パワーユニットは1Lターボまたは1.2Lハイブリッドを想定。 ●ダイハツ Tsumu Tsumu(2019年) 多用途に対応する次世代軽トラ。荷台は換装可能で、居住用のキャンパーシェルや農業用ドローン基地などを載せられる。