尖閣諸島「関心ある」78% 過去最高、領海侵入が影響か
内閣府は8日、沖縄県・尖閣諸島に関する世論調査の結果を発表した。「関心がある」「どちらかといえば関心がある」と答えた人は計78.4%に上った。調査方法が違うため単純比較はできないが、2013年からの過去4回の調査結果を上回り、最高となった。尖閣諸島の領有権を主張する中国の海警局船が領海侵入を繰り返していることが影響した可能性がある。これまでの最高は14年の74.5%だった。 具体的な関心事項を複数回答で尋ねたところ「日本の尖閣諸島に対する領有権の根拠」58.5%、「周辺の地下資源や水産資源・自然環境」55.5%、「歴史的経緯」47.4%が上位だった。