ムバッペがラ・リーガ初ゴール「3試合ノーゴールは僕にとって大きなことだった」ビニシウスとの関係性にも言及
今季からレアル・マドリーでプレーするFWキリアン・ムバッペが、1日の第4節ベティス戦で待望のラ・リーガ初ゴールを記録した。現地メディア『Relevo』はムバッペが「3試合ノーゴールは僕にとって大きなことだった」と話し、安堵の表情を見せたことを伝えている。 【写真】「可愛すぎて悶絶」「金メダル」「新しいジャケ写かと」大物歌手が日本代表ユニ姿を披露 パリSGから加入したムバッペはリーグ開幕前のUEFAスーパーカップでデビューしていきなり得点を決めたが、リーグ戦はすべて先発出場しながらもノーゴールが続いていた。チームも1勝2分と勝ちきれないスタートとなる中、ムバッペはベティス戦で4試合連続の先発入りとなった。 するとスコアレスで迎えた後半22分、FWロドリゴ・ゴエスのパスをMFフェデリコ・バルベルデがヒールフリックしたボールにムバッペが反応。GKとの1対1を制してゴールに流し込んだ。続く同30分にはPKを決めて追加点。ホームで2得点を決め、2-0の勝利に貢献した。 試合後、ムバッペは「バルベルデから信じられないようなバックヒールを貰った」とお膳立てに感謝すると、「3試合ノーゴールだった。他の選手にとっては少しのことでも、僕にとっては大きなことだった」と話して待望の得点への喜びを伝えた。 2点目のPKはFWビニシウス・ジュニオールが獲得したものを譲り受けた形。開幕からムバッペとビニシウスの関係性を気にする声が出ていたが、ムバッペは「ピッチ内外でチームメイトと共に助け合い、楽しい時間を過ごしたいと思うようになった。ビニもそうだし、他の選手についてもだ」とコメント。「これからもっと良くなっていくだろう」とコンビネーションを高めていく姿勢を示した。また、前節はビニシウスがPKを蹴っており、キッカーについては「コミュニケーションだ。彼が1本目、僕が2本目を決めた。監督は自由を与えている」と選手間で決めていることを明かした。 ムバッペは「最高の夜」とこの一戦を振り返ると、「今日のような歓声をもっと浴びたい」とゴールラッシュへの意欲を示している。