谷川俊太郎さん死去 岩手県内でも悼む声 久慈琥珀博物館に詩を展示
岩手めんこいテレビ
「二十億光年の孤独」などの詩集で知られる現代を代表する詩人・谷川俊太郎さんが、11月13日、老衰のため92歳で亡くなりました。 生前ゆかりがあった久慈市の琥珀博物館でもその死を悼んでいます。 現代を代表する詩人の谷川俊太郎さん。 花北青雲高校の校歌を作詞するなど岩手県にもゆかりがあります。 20年前には久慈琥珀博物館の新館がオープンした際に訪れていました。 谷川俊太郎さん(当時72) 「自分が今まで得てきた琥珀のイメージを一人の子どもの目を通して書いてみた」 博物館には現在も谷川さんが琥珀をテーマに書いた詩が展示されています。 訃報を受け、職員も谷川さんを悼んでいます。 久慈琥珀博物館 滝沢利夫副館長 「ほんとびっくりしました。えっていう感じでした。お亡くなりになったのは寂しい限りですので、私たちもこのいただいた詩を大事にこれからつなげていきたい」 谷川さんの詩「お母さんのペンダント」は博物館新館の正面入り口に展示されています。
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