「1日28時間ゲームして週7で筋トレしたい」ゲームクリエイター、ジムオーナーの顔を持つ芸人、マヂカルラブリー・野田クリスタルが“めちゃくちゃ仕事”した先に見据える未来
芸人の副業#1
M-1王者、R-1王者の二冠に輝き、テレビに劇場に引っ張りだこのマヂカルラブリー・野田クリスタルさん。最近ではゲーム開発やパーソナルトレーニングジムの運営にも携わっており、その多才さはとどまるところを知らない。しかし、意外にも「金儲けしたいとは思わない」「余生はゆっくり過ごしたい」とビジネスに対しては消極的だ。果たしてその真意とは……。 【画像】野田クリスタルが語る「芸人マッチョ化」が必然の理由
プログラミングは独学。「ggrks(ググレカス)」とネットで叩かれながら学んだ
物心ついたときからポケモンやたまごっち、ヨーヨーなど“流行りモノ”が好きだったという野田さん。テレビゲームにも熱中し、小学5年生頃から「ゲームを作ってみたい」と思うようになった。 「ストリートファイターやバイオハザードが好きで、こういった格闘ゲームやゾンビゲームを自作できたらいいなと思ったんです。それで、オリジナルのRPGを作れるスーパーファミコンのソフトを使い、何時間もかけて、なんとか遊べるゲームのようなものを完成させました」(野田クリスタル、以下同) 本格的にパソコンを使ったゲーム制作に取りかかったのは25歳のときだった。お笑いライブの企画で、ネタ以外のコンテンツを披露することになり、「自作ゲームを舞台で披露してプレイする」というアイデアを思いついた。 「まずはプログラミングを勉強しようと思いましたが、実は教材はほとんど読まず、インターネットを先生にして学びました。僕の場合、人から一方的に教わると、そのことを楽しむ気持ちがなくなり、すぐに興味が薄れてしまうんです。だから、完全に独学で学びました。 ただ、この方法には限界があって、ネットの情報だけでは理解できない部分もありました。そういうときはネットの掲示板で質問しまくりましたね。当然、『ggrks(ググレカス)』って叩かれましたよ(笑)。でも、ネットの住人たちは教えたがりなので、『大変失礼いたしました』とコメントすると、優しくアドバイスしてくれるんです」 自作したゲームを「野田ゲー」と名付け、ピン芸として披露していた2020年、ある転機が訪れる。
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