熊切あさ美 原因不明の病気「クインケ浮腫」告白、「まぶたが塞がるくらい腫れて人前に出られない顔に」
タレントの熊切あさ美(44)が26日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)にVTR出演。まぶたが腫(は)れる原因不明の病気「クインケ浮腫(血管性浮腫)」に悩まされていることを明かした。 熊切は、突然に症状が表れ、まぶたがふさがるほど腫れることもあると告白。15年以上前から、何の前触れもなく、起きたら目が腫れた状態になることが1年に1回ほどあると話した。当初は「じんましん」と診断され、ステロイドの点滴や注射で腫れを引かせてきたが、今年11月にその治療の効果がないため、大学病院で検査したところ、「クインケ浮腫」と診断されたという。 「クインケ浮腫」は、皮膚や粘膜に起こる急な腫れやむくみの症状を示す言葉で、ドイツ人医師のクインケ氏が最初に報告。「血管性浮腫」とも呼ばれ、目や口の周りに起りやすく、かゆみはないものの症状が消えるまでに時間を要する。原因は不明とされ、リンパ腫などの他の病気に伴って起こったり、薬を服用していて起こったり、食物アレルギーによって起こったりとさまざまな原因で起こり、大きく「遺伝性」と「後天性」があるとされている。 熊切は「正直ホッとしました。クインケ浮腫っていう病気だということが分かって、薬とか治療でちょっとずつ回復するのが分かったので」と話し、「同じような病状で悩んでいる人もきっといると思って、ましてや1カ所では判断してもらえない時が多い病気なので、自分が発信すること病気の方が、クインケ浮腫だと分かり、頑張って治療すれば治るっていうことを伝えられたらいいなと思います」と、告白した理由を話した。