オープンAI、“選挙への自社技術使用禁止”方針示す
今年11月に大統領選を控えるアメリカで対話型AIのチャットGPTを開発するオープンAIは選挙への自社技術の使用を禁止する方針を示しました。 オープンAIは15日、2024年に行われる選挙で、チャットGPTなど自社技術の使用を禁止する方針を示しました。 オープンAIが提供する文字を入力することでデジタル画像を生成する「DALL-E(ダリ)」で候補者の画像生成を拒否するようにしたほか、オープンAIの技術を使って候補者や政府機関になりすまし、情報を発信することを認めないなどとしています。 今年11月に大統領選を控える中、AIを巡っては、悪用による世論操作も懸念され、これまでにインスタグラム、フェイスブックを運営するメタや、動画投稿サイトのYouTubeは生成AIで作られた動画に“AIで作ったこと”などを明示するよう義務付けています。