キーワードは“アート”。パティーナ モルディブ流の「環境保護活動」がアーティスティックで面白い!
レストランの充実ぶりも圧巻!
スパでも最先端のファシリティやトリートメントに目を見張りました。まるでシークレットガーデンのようなエリアにトリートメントルームが点在し、モルディブ初のワツ(水中指圧)のプールやカプセルの中で浮遊感を味わうフローティング・ポットなども。 ハイテクなプロダクツやファシリティを揃える一方で、いわゆるローテクのセラピストの手わざもハイレベル。担当してくれたセラピストのプトゥさんは筋肉の様子をチェックしながら指圧とストレッチを組み合わせたマッサージを行ってくれました。この組み合わせがちょうどよくて気持ちいい。 レストランの充実ぶりも圧巻です。90のヴィラに対して、オールデイダイニングの「ポルティコ」と中華料理「ウォック・ソサエティ」を中心に、日本料理やビーチクラブ、ハーブガーデン内のプラントベースなど10カ所以上も! さらにファリマリーナビレッジにはフードトラック(アイスクリームが食べ放題)や中東料理レストランもあります。
プロサッカーチームによるトレーニングセッションも?
他にも、2人乗り潜水艦「オーシャン・パール」が体験できるマリンスポーツセンター、3Dプリンターや木工工具も用意した本格的なキッズクラブなど、びっくりすることばかり。 また、モルディブ初のイベントとして「レアル・マドリード」のユースのコーチが指導するトレーニングセッションも開催(2024年7月4日[火]~8月12日[月])。2日間から参加でき、4日間の参加でレアル・マドリードファンデーションクリニックの参加証明書がもらえるそう。パティーナ モルディブが将来有望のサッカーキッズの登竜門となるかも⁉ ブラジル人建築家マルシオ・コーガン(スタジオMK27)が手掛けたヴィラは90棟。1~3ベッドルーム、ビーチまたは水上に分かれ、全棟に6.2メートル以上のプライベートプールが付いています。 ぐるりと三面がガラス窓のリビング&ベッドルームは、周囲の自然と室内とをシームレスにつなぎます。リゾートでありながら、どこかレジデンスのような居心地の良さも感じるデザイン。ウッドやリネンなど自然素材を生かしたインテリアは購入も可能です。 エントリーレベルの「ステューディオ」は、エッセンシャリストはつかないけれど、広さは約60平方メートルと広々。アクティビティ関連の施設やマリーナに近いので、アクティブに過ごすにはおすすめです。 ゲストをあの手、この手でおもてなししてくれるパティーナ。2025年の大阪の開業が待ち遠しいです。 パティーナ モルディブ(北マーレ環礁、モルディブ) ●アクセス マーレのヴェラナ国際空港からスピードボートで約45分 ●おすすめステイ先 パティーナ モルディブ 古関千恵子(こせき ちえこ) リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること30年あまり。 ●オフィシャルサイト
古関 千恵子