梅田の商業施設「KITTE大阪」のフロア概要決定、テーマ曲はアイナが担当
JR大阪駅前の旧・大阪中央郵便局跡地(大阪市北区)で建設が進む高層ビル「JPタワー大阪」。その一角を占める商業施設「KITTE大阪」のフロア概要が決定。合わせて、アイナ・ジ・エンドらによるテーマ曲の制作も発表された。 【写真】「KITTE大阪」フロア構成イメージ 「UNKNOWN(アンノウン)」をコンセプトに掲げる商業施設「KITTE大阪」(地下1階~6階)。各フロアには「日本各地のUNKNOWN」を集め、知って、試して、味わって、過ごして、という体験と知的好奇心を刺激し、ワクワクできる施設を目指すという。 地下1階は、「大人のたまり場」をコンセプトに、大阪の串揚げ・たこ焼き・ホルモン焼きといった地元に愛され続ける名物店のほか、カフェ、デリ、スイーツなどの日常使いができる店舗が出店。1階は旧局舎の一部を保存・継承したシンボリックなフロアとなり、2階には日本各地のファンづくりのフロア「Feel JAPAN Journey(ええもん にっぽん めぐり)」として地域の魅力を発信する店舗が並ぶという。 また、3階は暮らしにまつわる地域の銘品フロア、4階には地域色と活気があふれるレストランが集結。「日本のおもてなし」をテーマにした5階には、接待や会食、記念日、ハレの日などの特別なシーンにぴったりの居心地のよいレストランが入り、劇場「SkyシアターMBS」の入口につながる6階には観劇の前後や買い物の休憩の際に便利なカフェなどが入店する。 そして、「KITTE大阪」の開業に向け、「つながりのはじまり」をキーワードとしたテーマソングの制作も決定。岩井俊二監督の最新作『キリエのうた』でスクリーンデビューも果たしたアイナ・ジ・エンドと、米津玄師のアレンジ仕事でも知られる作曲家・坂東祐大という大阪出身の2人がコラボ。楽曲制作過程などはSNSや特設サイトで順次公開されるという。 今回のコラボ決定に、坂東は「大阪に生まれるKITTEが華やかになるように音楽で彩れたら、と思っています。初共演となるアイナさんとのコラボレーションも今からとても楽しみです!」とコメント。アイナも、「歌でひとつ華を添えられますように努めます」と意気込んだ。 高さ188メートルの高層ビル「JPタワー大阪」は、地上39階、地下3階、塔屋2階。同ビルのオフィス利用はすでに始まっており、この3月には劇場「SkyシアターMBS」がオープン。「KITTE大阪」は2024年7月にグランドオープンで、2024年夏にはホテル「大阪ステーションホテル、オートグラフ コレクション」が開業する予定。