写真：家電 Watch

フジ医療器は、パーソナルケアブランド「SYNCA(シンカ)」から、「CirC GRACE マッサージチェア L24 MR380」を5月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は178,000円。 【画像】アンケート結果 心地よいリラクゼーションで、心と身体のバランスを整えることをコンセプトにしたマッサージチェア。首からふくらはぎまで広範囲にケアする本格的な機能を、包み込むような曲線の優しいデザインの本体に備えている。 同社が行なったアンケートによると、疲れを感じている人は30～40代に多く、うち7割以上が身体だけでなく精神的にも疲れていると回答。SNS疲れといった現代特有の悩みにより、他の世代よりも疲れを感じる人が増加しているという。そこで今回は若年層向けのブランド「SYNCA」からマッサージチェアを発売するに至った。 圧迫感を抑えたコンパクトサイズを採用。滑らかな光沢のボディと、キルティング加工がエレガントな雰囲気を醸し出す洗練されたデザインとなっている。製品名の「CirC(サーク）」には丸い(Circle)巣のように包み込むという意味が込められており、「GRACE」では柔らかな印象を与える優雅な曲線美を表した。 マッサージ機能では、首からお尻まで流れるようにマッサージする「GRACEメカ」を搭載。身体にフィットしやすい弾力のある素材の独自のもみ玉で、上下約95cmと広範囲にマッサージする。また肩位置を自動検知して調節する機能も搭載する。 もみ技は「もみ」「たたき」「さざなみ」「押しもみ」「指圧」の基本技に加え、なめらかで緩急のある動きの「リズムもみ」「リズムさざなみ」「リズムたたき」の8つを搭載。マッサージの範囲をポイント・部分・全体から選択できるほか、全身と部位別に対応した5種類の自動コースも用意する。 コースを選択すると、背もたれが自動でリクライニングする「ゼロフロートリクライニング」を搭載。まるで水に浮かんでいるような、水平に近いリラックスした姿勢でマッサージを受けることができる。 腰横とふくらはぎには計8個のエアーバックを備えており、腰まわりは左右から同時に圧迫したりしねるような動作で、ふくらはぎはぎゅーっと圧をかけるようなマッサージを行なう。エアーの強さは4段階の強弱調節とOFFが可能。 また腰周辺には熱伝導率の高い「グラフェンヒーター」を配置しており、心地よく温めながらマッサージすることができる。 さらにブルーに光る「アンビエントLEDライト」や、スマートフォンに接続して好きな音楽が聴けるBluetoothスピーカーなど、心が落ち着く癒し空間を演出する機能も搭載。内蔵された5つのヒーリングミュージックを流すこともできる。 マッサージ機能を使わず、脚部を反転させフットレストとして使用できるほか、電源ボタンを約5秒長押しすると自動で背もたれが倒れ、脚部が上がる「リクライニングチェアモード」にしてくつろぐこともできる。 背中に置くことでマッサージの強さを和らげる「調節パッド」も付属。座面に置いて、クッションとして使用することもできる。 リクライニングしていない時の本体サイズは約70×110×105cm(幅×奥行き×高さ)。リクライニング角度は約130～158度。重さは約60kg。電源はAC100V。定格消費電力は80W(待機電力2W)。医療機器認証番号は306AHBZX00011000。本体カラーはベージュ×ベージュ、ブラックの2色。 発表会では、実際にマッサージチェアを体験することができた。まず乗った瞬間、包み込まれている感覚を体感。確かに丸い(Circle)巣の中にいるような感覚といったところで、安心感を感じた。 筆者は説明員の方のおすすめというもみ技「押しもみ」と、自動コースの「全身疲労回復」を体験。 自動検知機能で肩の位置を的確に捉えているからか、しっかり全身のツボにもみ玉が当たって気持ちよかった。特にエアーバックが、中くらいの強さでもしっかり圧がかかってパワフルと感じる。腰のあたりにも「グラフェンヒーター」の温かさを感じて心地よいと思った。 なお操作部は右側の腕部に埋め込まれており、ボタンとダイヤルで直感的な操作が可能。マッサージの種類やエアーの強さレベルはLEDの発光色で示されるが、色を覚えて操作するのには慣れが必要そうと感じた。