韓国で開かれたダンスの国際大会で準優勝した沢上りんかさん

　ダンスの国際大会で活躍を続ける八戸市のヒップホップダンサー沢上りんかさん（24）が、3月30日に韓国ソウルで開かれたダンスバトル「KSCS2024」オールスタイル部門で準優勝した。大会には韓国を中心に、日本やアフリカなどから約100人が出場。沢上さんは「あと一歩届かなかったが、純粋にダンスを楽しむことができた」と充実感をにじませた。 　沢上さんは、ダンススタジオ「ONE　MOVE（ワンムーブ）」でインストラクターとして後進の育成に励む傍ら、各国の大会に参戦。上位入賞の常連で、ダンスの世界において広く知られる存在となっている。 　今回は、別の大会の審査員を務めるために韓国を訪れていたが、本大会の存在を知り急きょエントリー。予選を難なく突破し、16人で争われるトーナメントでも相手を圧倒するダンスを次々と披露した。 　同23日にはスタジオの生徒と一緒に、八戸で開かれた発表会に出演。その疲労が残る状態だったが、「自分を信じて本能で戦った」と振り返る。 　昨年6月に韓国で開かれた別の大会でも準優勝だったこともあり、「韓国の大会は年々レベルが上がっているが、次こそは優勝したい」と3度目の正直を誓った。