JRダイヤ改正事前協議を 千葉市議会、国に意見書
JR東日本が京葉線で通勤快速列車などを廃止するとした3月のダイヤ改正を受け、沿線の千葉市議会は26日、国がJRに対して沿線自治体と事前協議の場を持つよう働きかけ、利便性確保のために積極的に関与するよう求める意見書を、賛成多数で採択した。 意見書は、JR東のダイヤ改正について「都市の基盤や経営を揺るがし、唐突で極端。事前に自治体と協議し、慎重に進めるべきだ」と主張。民間でも公共交通機関の中心的な役割を担っている同社に対し、国が指導するよう注文した。 JR東は、東京と蘇我を結ぶ京葉線で、朝や夕方以降の時間帯に通勤快速を含む快速を普通に変更する改正内容を、昨年12月に公表した。