女子プロのツアー会場で最新「TPトラス パター」を発見! 何が変わった?
3月28日から葛城ゴルフ倶楽部にて開催されるヤマハレディースオープン葛城。月刊GDのツアー担当が27日の指定練習日に練習グリーンに向かうと、いままでとちょっと違う「TPトラス パター」を発見! 何が変わったのかをツアー担当に直撃した。
プロの意見からネックとカラーがバージョンアップ!
多くの女子プロがネック部分の“三角形”(トラスホーゼル)による寛容性の高さにメロメロとなり、いまだに高い使用率を誇る「TPトラス パター」。これまではシルバーとブラックの2色展開でどちらも大人気モデルだが、練習グリーンに向かうと、いつもと何となくカラーが異なる(月刊GDツアー担当には藍色に見える)「TPトラス パター」を試しているプロを発見。テーラーメイドの担当者に聞くと、「これは新カラーで、ミッドナイトブルーといいます」とのこと。 「今回、プロたちのフィードバックを受け、新カラーを作ったんです」とはテーラーメイドツアー担当の言。 「TPトラス パター ミッドナイトブルー」はブレードタイプが1種類、ネック違いのワイドブレードタイプが2種類、そしてマレットタイプが1種類の合計4種類をラインナップするとのこと。この4種類のなかで注目したいのは、今回から新しくラインナップされたワイドブレードのセンターシャフトとマレットのセンターシャフトだ。
どちらも同じセンターシャフトではあるが、トラスホーゼルの大きさが異なる。写真①の右端にある「ワイドブレード」はトウ・ヒール側のそれぞれにスペースを残すことで、操作性を残しつつ寛容性を確保できる大きさに。対して、写真①の左端の「マレット」はトラスホーゼルでトップブレードを完全に覆うことで、より寛容性を高くしているのだ。そしてマレットにはセンターシャフトのほかに大きく変わったポイントがもう1つある。それは写真②で確認できる、オフセットの強さだ。 「今までの『TPトラス パター』はオフセットが大きく、構えたときにボールが見えにくいことや、つかまりすぎてしまうということがありました。なので今回のモデルはオフセットを入れつつもできるだけ少ない形にしたんです」(テーラーメイドツアー担当)