うっかり定番料理に?フィンランドの正月料理「ナッキ」が大ヒットした理由
フィンランド在住Chikaさんが手がけるコミックエッセイ「北欧オタクchikaの北欧ほくほくニュース」。北欧の気になるニュースをピックアップし、大人気のイラストとともにご紹介します。 【マンガ】ビールがもらえる!?北欧ならではの「献血の記念品」に注目 1月6日まで街にクリスマスツリーが飾ってあったり、年始の休暇は1月1日のみだったり…と、日本とは全く違うフィンランドの年末年始。そんなフィンランドで、“うっかり”お正月の食べものとして新定番となりつつある「ナッキ」とは…!?
フィンランドではクリスマスを家族と過ごし、大切なイベントとしてホリデイを作るけれど… チカ「えっ!お休みは1月1日だけ…!?」 年末年始のお休みはアッサリしている。
そして1月6日の公現祭までクリスマスムードが続き、街にも家にもクリスマスツリーがある。 チカ「“お正月”にもツリーがあるの新鮮だな…」
そして、新年の“食べ物”にまつわるこんなニュースが…! うっかりお正月のヒット料理になってしまった“ナッキ”
ナッキとは細長いソーセージで、ホットドッグのソーセージをイメージすると分かりやすい。 お正月には、ポテトサラダと共に食べるのが人気だ。
しかし元々フィンランドでは長い間、“新年”は重要な休日と考えられていなかったことから、クリスマスやイースターと比べると伝統的な食べ物は現在も存在せず…
新年のカウントダウンをしながらお酒を楽しむ人々の軽食として、手軽に誰でも買えるナッキが重宝され始めたことで、“うっかりヒット料理”になったそうだ。 「伝統料理ではないし、必ず皆が食べるものではないけれど…新年の軽食として、よくお呼ばれしてます」
ちなみにフィンランド語で「あけましておめでとう」は… 「Hyvää uutta vuotta!(ヒュヴァー ウーッタ ヴォッタ)」 大みそかの日も「よいお年を!」的なニュアンスで使ったりする。