鶴岡八幡宮が神社本庁離脱で会見「統理の権威ないがしろ」
tvkニュース(テレビ神奈川)
人気観光地として知られる鎌倉市の鶴岡八幡宮が会見を開き、神社本庁を離脱した理由について「統理の権威をないがしろにしている」と明かしました。 神社本庁は全国の神社およそ8万社を包括する宗教法人です。 鶴岡八幡宮は、1946年の神社本庁設立当初から包括関係にありましたが、ことし3月に離脱を決定。 当時は、離脱した理由などについて公表していませんでした。 20日の会見で鶴岡八幡宮の吉田茂穂宮司は、「ここ数十年来の神社本庁の活動は、恣意的、独善的状況が見られると受け止められている」とし、トップである「統理」の権威をないがしろにしていると批判。 そのうえで、「内部から神社本庁の正常化を目指すことは断念せざるを得ないとの思いに至った」と離脱の理由を述べました。 鶴岡八幡宮 吉田茂穂宮司 「神社本庁から離脱したからといって、運営に特段大きな変化や影響はないものと考えている。当宮としても、今後の組織運営の中で女性神職の地位向上を目指していきたい」
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