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2023年12月に多摩川の河川敷でスーツケースの中から、動画配信活動をしていた原唯之さん（当時46）の遺体が見つかった事件。 25日、死体遺棄の疑いで、元交際相手の西高舞容疑者（32）と家族ら5人が逮捕されました。 【画像】元交際相手・西高舞容疑者の卒業アルバム 遺体発見から約5カ月が経過し、迎えた急展開。取材で見えてきたのは、逮捕された西高舞容疑者と家族らの暮らしぶりと、原さんとの“トラブル”でした。

舞容疑者・中学校時代「やんちゃ」原さんとの関係は

「唯我（ゆいが）」という名前で、動画配信活動をしていた 原唯之さん。警察によると、原さんの死因は窒息死で、殺人と死体遺棄の疑いで捜査していました。 捜査関係者によると、原さんと舞容疑者は2023年に出会い交際を始めるも、2023年8月、愛知県を訪れた際に2人は口論になったといいます。 そのとき、舞容疑者は「暴言を吐かれた」として、名古屋市内の警察に相談をしていました。 警察に対して、「原さんとの間でトラブルがあった」と話している舞容疑者。 めざまし8が入手した小学校時代の卒業文集には、将来への期待について、「人の気持ちがわかるような優しい大人になっていきたいです」とつづっていました。 しかし、中学生時代の舞容疑者を知る人によると、中学校からあまり学校に通う様子はなく、仲の良い友人もいなかったといいます。 中学生時代の舞容疑者を知る人: 中学校はあんまり来ていませんでした。やんちゃな感じだったし、逮捕されたと聞いて特に驚く感じはありません。

「警察呼んだ」自宅周辺で複数のトラブル

一家は、母親の美保容疑者（51）、兄で長男の昌吾容疑者（34）、舞容疑者の3人暮らし。自宅周辺では、“複数のトラブル”があったといいます。 容疑者家族を知る人: （舞容疑者に）ごみの関係で、私が「これは今出すあれじゃない」と言って。 それからいくら走っても、逃げても、逃げてもついてくるし。それで、ものすごい騒がしさだから、向かいのうちに行って。入り込んできて、すごい子でしたよ。 容疑者家族の近隣住民: 団地の掃除もあるけど、一回も来たことないし。本当はここ犬飼っちゃいけないとこなんだけど…。だって（犬の）鳴き声がするもん。 容疑者家族の近隣住民: 夜中、音ボリュームデカくして。結構、警察呼んだことあるんですよ。多分息子さん（昌吾容疑者）だと思うんです。音楽がはやりの（曲）…ボンボコボンボコ。 中には、警察を呼ぶほどの騒音トラブルもあったといいます。 調べに対し、舞容疑者ら4人は容疑を認めている一方、母の美保容疑者は「私はやってないです」と唯一否認しています。 そんな美保容疑者と離婚し、千葉で1人暮らしをしていた舞容疑者の父親・昌浩容疑者（53）も逮捕され、もう1人、舞容疑者の現在の交際相手とみられる、岩城周平容疑者も一家と共に逮捕されています。 一方、被害者の原さんと舞容疑者の両者を知る人によると、舞容疑者のキャッシュカードなどを使い「借金」をしていたという原さん。知人が知る限りで80万円を交際費や自分の生活費に充てるために使用していたといいます。 また、舞容疑者に対して罵倒をしていた場面も目撃されていました。 今後の捜査について、元神奈川県警捜査一課長の鳴海達之氏は…。 元神奈川県警捜査一課長　鳴海達之氏: 死体遺棄で逮捕していますから、死体遺棄の事実を固めていく中でそれぞれの行動を分析していって、遺棄の前にどんな行動があったのかを突き詰めていけば、殺人までいくと思います。 （めざまし8　5月27日放送）