脚のだるさ・重さ・冷えを解消する「足裏の筋肉」のほぐし方【川口陽海の腰痛改善教室】
腰痛や坐骨神経痛にともなって、脚の重さやだるさ、冷え、頻繁に足がつる、などの症状が出ることがあります。 これらのつらい症状は、足の裏を強めに刺激してほぐすことで解消する場合があります。 もちろん腰痛や坐骨神経痛が出ない方にも効果があります。その方法をご紹介します。 ■脚がいつも重い、だるい ■脚が固まっているようで歩きづらい ■足が冷える ■足がよくつる ■足のだるさがとれず寝られない このような症状は、腰痛坐骨神経痛のあるなしに関わらず、とてもよくみられる症状です。 あなたやあなたの身近な方にもお悩みの方は多いのではないでしょうか? これらの症状の原因にはさまざまなことが考えられますが、足の裏の筋肉のこりもその原因の一つです。
画像の筋肉は一部で、他にもたくさんの筋肉があります。 これらの筋肉は、足の指を動かしたり、足のアーチを支えていたり、人の身体の土台として、立ったり歩いたりする際にずっと働いています。 小さいけれど、どれもとてもタフな働き者の筋肉たちなのですが、毎日毎日働いているとやはり疲れがたまってきます。 するとだんだんこり固まって、血行が悪くなってきます。 また逆にあまり運動をしない、歩かないといった生活を続けていると弱ってしまい、やはり固まりやすくなり血行が悪くなってしまいます。 すると、足裏の筋肉が頑張って担当していた分の負担が、他の脚の筋肉、ふくらはぎや太もも、おしりなどの筋肉にかかってきます。 それで脚全体や一部が重くだるくなったり、血行不良から冷えたり、つりやすくなったり、といった症状があらわれてくるのです。
足の裏をほぐす
足の裏の筋肉が疲れているわけですから、足の裏をほぐしてあげるのが一番の解決策です。 筆者の腰痛トレーニング研究所では、いわゆる青竹ふみなどで足裏をほぐすことをおすすめしています。 本物の青竹は、いまでは逆に入手しづらいかもしれませんが、100円ショップなどに足ツボバーのようなもの(画像)が販売されていますので、そういったもので十分です。