デミノーにストレート勝ちの19歳フィスがバルセロナOP8強へ<男子テニス>
バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル
男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は18日、シングルス3回戦が行われ、第16シードのA・フィス(フランス)が第4シードのA・デ ミノー(オーストラリア)を7-5, 6-2のストレートで破り、ベスト8進出を果たした。 【チチパス、フィスらバルセロナOP組合せ】 19歳で世界ランク36位のフィスは今大会、初戦の2回戦で同66位のD・アルトマイアー(ドイツ)をフルセットで破り初戦を突破。一方のデ ミノーは2回戦で元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)をストレートで下して16強入りを決めていた。 この試合、フィスは4本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに71パーセントの確率でポイントを獲得。デ ミノーに2度のブレークを許したが、リターンゲームでは4度のダブルフォルトを犯すなどサービスの安定しない相手に対しセカンドサービスのリターンから攻勢をかけ、5度のブレークに成功。1時間34分で勝利を決めた。 昨年7月のハンブルグ・ヨーロピアン・オープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)以来となる「ATP500」での8強入りを果たしたフィスは準々決勝で世界ランク59位のD・ラヨビッチ(セルビア)と対戦する。ラヨビッチは3回戦で第11シードのA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)をフルセットで下しての勝ち上がり。 同日には第3シードのC・ルード(ノルウェー)や第5シードのS・チチパス(ギリシャ)、第12シードのC・ノリー(イギリス)らが8強へ駒を進めた。