マカオ金融管理局が基準金利を0.25%引き下げ…5%に
マカオ金融管理局(AMCM)は11月8日、政策金利にあたる基準金利を25ベーシスポイント引き下げ、5%としたと発表。 今回の基準金利引き下げは、米国連邦準備理事会(FRB)が米国時間の同月7日に金融政策会合を開き、物価上昇率の鈍化が進んだことを理由に政策金利の25ベーシスポイント引き下げを決定したと発表したことによる。短期金利の指標とされるフェデラルファンド金利の誘導目標は4.5~4.75%の幅に。FRBによる利下げは2会合連続で、約1ヶ月半ぶり。 香港ドルは米ドルとベッグ制(固定相場制)を採用しており、香港金融管理局が香港時間の8日朝に基準金利を25ベーシスポイント引き下げることを発表。マカオ金融管理局では、マカオパタカは香港ドルとのペッグ制を採用していることから、両地の基準金利が一致することが必須であるとして、香港に追随したと説明している。