元巨人&ドジャースのクルーズ氏、大谷翔平の打撃開眼ポイントをズバリ指摘
NPBでロッテ、巨人、楽天でプレーし、MLBではドジャース、ヤンキースなどでプレーしたルイス・クルーズ氏(40)がペトコパークを訪問し、ドジャース大谷翔平投手(29)らと談笑した。 大谷が渡米前の17年まで日本でプレーしたクルーズ氏。「4年間、対戦していたから、彼と会えて良かった。とても良い調子にみえるし、パフォーマンスもいい。自分はずっとドジャースファンだったし、ドジャースでプレーできて幸運だと思っているが、今はそこに彼がいるのを見ることができる。ロサンゼルスの人たちみんなが彼のことを応援しているよ」と話した。 「自分が彼と対戦していたときは彼はピッチャーで、エグい球を投げていたよ」とクルーズ氏。「打者としての彼のことはあまり知らないんだ。あの頃は今とは違ったから。でも彼は方法を見いだして今は大リーグのトップヒッターのひとりだ。数字はウソをつかないからね。彼はとても良い打者になった。日本にいたときも彼はいい打者だったけれど、今の彼は突出している。打席ですり足をするようになってからMLBですごく打ち始めた。日本にいたときは片足を蹴っていたけれど、エンゼルスに来てからはすり足に変えた。アンビリーバブルな打者だよ」と打者としての進化を指摘した。 山本由伸投手とも交流。「日本で対戦したこととかね。自分は覚えていなかったんだけど、彼は彼が18歳だったときに対戦したって言ってたよ。彼がオリックス、自分が千葉ロッテだった頃。自分は大谷とは4年間対戦したから、そのことも話した。こうして(日本の)みんながこっちに来て活躍しているのをみるのはうれしいよ」とクルーズ氏。「彼と山本がすごく活躍していることをとてもうれしく思う。彼らにあいさつできたことはすごくうれしいし、日本のことを思い出したよ。日本ではとても良い時間を過ごしたので、家族を連れて観光で日本に行こうと思っているよ。日本でプレーすることは、自分の人生の中で最もよい選択だった。なぜなら日本に行ったことで自分がより良い選手になれたし、より良い人になれたと思うから」と笑顔。 帰国後にはメキシコリーグでプレーして引退。現在は息子のコーチに専念しているという。日本のことでいちばん懐かしいことは何? という質問には「焼肉!(笑)あと、醤油ラーメン」とこたえていた。
報知新聞社