50代ひとり暮らしで「手放してラクになった」こと3例。がんばるのをやめたら自分時間が増えた
時間に縛られるのをやめたら、自分を大事にできた
3人の子どもが自立したのち、48歳で離婚をしたみるくさん。昨年、53歳で中古マンションを購入し、現在はおひとりさま生活を満喫しています。 時間に縛られることが少なくなったことで、「時間になったからごはんを食べる」のではなく、「おなかがすいたら食べる」という生活にきり替えました。 「時間ごとに行動するのではなく、たとえばお風呂に入りたくなったら入る、眠くなったら眠る、という生活をしています。家には小さな時計しかないので、時間を意識しないで過ごせます。もちろん仕事や約束に支障が出ないよう、アラームはセットしています。したいことを中心に生活するので、以前よりも自分のことを大事にできるようになりました」
寝室に電気をつけるのをやめても困らなかった
ひとり暮らしを始めてから、あえて寝室に電気をつけるのもやめました。ほとんど寝るだけの部屋なので、レースのカーテンをとおして入ってくる光で十分です。 「照明は用意してあるのですが、あえてつけていません。子どもたちからも『お母さん、電気をつければいいじゃん』って言われるんですけど、別につけなくてもなんの不便もないので。この部屋にはドレッサーとクローゼットがありますが、お化粧は洗面所でしていますし、洋服も組み合わせが決まっているので、明かりの下で見なくても問題ありません」 みるくさんの暮らし方のコツ、ぜひ取り入れてみてくださいね。
50代おひとりさま、「やめる」選択でラクになったこと
心身の疲れや更年期で思うように動けない自分を意識し始める50代、丁寧な暮らしへの憧れはあるものの、ハードルは高い。「やりたいこと」と「できること」の間には大きな差があると、築50年越えの団地でひとり暮らしをするブロガー・きんのさんは語ります。 きんのさんの場合、更年期障害や親の介護の問題もあり、自分に負荷をかけすぎないよう家事をがんばらないことに決めたそうです。「こうあるべき」と思い込んでいた家事をやめることで、気持ちも生活もラクになった例を紹介します。