オーデマ ピゲから「ロイヤル オーク フロステッドゴールド」の新作が登場!
オーデマ ピゲからイエローゴールドケース&ブレスレットの「ロイヤル オーク フロステッドゴールド / 37㎜」の新バージョンの発売が発表された。 【写真を見る】新作のロイヤル オーク フロステッドゴールドやパーペチュアルカレンダー“ジョン・メイヤー”とは
フロステッドゴールドの鍛金仕上げが上品なオールイエローゴルドモデル
2016年に発表され、またたく間に人気モデルとなったフロステッドゴールドのタイムピース。フィレンツェの古い宝飾技法にインスパイアされた鍛金加工技術で、ジュエリーデザイナーのキャロリーナ・プッチが再解釈し、ロイヤル オークの2016年モデルに初めて採用された。以後さまざまなモデルに使われており、3針モデルだけでなく、クロノグラフやダブルホイールのオープンワークモデルなどにも採用されている。 ”フロステッド”という名の通り、霜をまとったように凹凸のある仕上がりが特徴で、光を乱反射させることで鏡面仕上げとは異なる輝きをみせる。ダイヤモンドチップツール付きの治具を使いゴールドの表面を鍛錬することで、霜のような細かな凹凸を実現した。 ■グラデーションが美しいスモークイエローのダイヤル これまで、37㎜のYGフロステッドゴールド3針モデルにはブラック文字盤やシルバー文字盤のモデルがラインナップしたが、今回新しく発表されたのは、サンバースト模様のスモークイエローゴールドダイヤルだ。 暖かな色合いにガルバニック加工されたダイヤルを、サンバースト模様にすることで、繊細で奥行きのある雰囲気を醸し出す。さらにダイヤルのカラーリングの後、ブラックのスプレーでスモークのグラデーションを描くことで、立体感のある文字盤に仕上がっている。スプレーはペンのようなツールを使い手作業で行われ、正確で繊細な仕上がりを得るためには熟練技術と器用さが必要になる。 「太陽の光のような希少なイエローゴールドに鍛金仕上げの装飾を組み合わせることで、魅惑的なきらめきと光の演出が生まれます。このスモーキーなゴールドカラーダイヤルはサンバースト模様で、ニュアンスと深みがもたらされ豊かなコントラストが魅力です」(プロダクトディレクター:ソフィアカンディアス) 「ロイヤル オーク フロステッドゴールド」は2022年に「ロイヤル オーク」の37㎜モデルに搭載された最新自動巻きキャリバー5900を採用。薄さ3.9㎜、4Hzの高振動数、約60時間のパワーリザーブを備え、ケースバックからは22KPG製ローターなど、美しいムーブメントを鑑賞することができる。 ■バリエーション豊かな新作が登場 そのほかにも、オーデマ ピゲは、米国のシンガー兼ギタリスト、ウォッチコレクターであるジョン・メイヤーとコラボレーションし、自動巻きキャリバー5134を搭載した最後のモデル「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー“ジョン・メイヤー”」や、34㎜の「ロイヤル オーク オートマティック」に、新色のピンクカラーダイヤルを採用したモデルとステンレススティールとピンクゴールドのバイカラーモデル2種など、多彩な新作を発表した。
編集と文・遠藤加奈(GQ)