中日・井上新監督、米挑戦の小笠原との会話明かす「来月の秋季キャンプはフリーでいいよ、という話はしました」
中日の小笠原慎之介投手(27)のポスティングシステム(入札制度)による今オフの大リーグ挑戦が22日、決まった。秋季練習が行われているナゴヤ球場で加藤宏幸球団本部長から容認を伝えられた。同システムを使って大リーグ球団への移籍が決まれば、中日からは2003年オフの大塚晶則(現晶文・投手コーチ)以来、2人目となる。 井上新監督がナゴヤ球場での秋季練習後、小笠原と大リーグ挑戦について会話したことを明かした。 「球団からは容認します、というのは聞きました。きのう、きょうで決まるような話じゃないから。あいつもいろいろスケジュールがあるかもしれないし、もともと練習するタイプというのもあって、来月の秋季キャンプはフリーでいいよ、という話はしました」 新指揮官にとっては、これまでの経緯や今後のスケジュールを確認するのも業務の一つ。夢へ向けて挑戦するアスリートの考えを理解、尊重しながらドラフト会議を含めた戦力整備へ注力する。
中日スポーツ