大阪「マスダさんちの昭和レトロ家電展ふたたび」開催中
今は姿を消してしまったアイデア商品も陳列
展示会場では、現在も後継商品が活躍するロングセラー商品のほか、今は姿を消してしまったアイデア商品も陳列。トースト、ホットミルク、目玉焼きの3種類の料理を同時に調理できる「スナック3」は、モダンな洋風朝食を手軽にとの生活提案が盛り込まれていたが、調理の進行を見守る手間がかかるため、ヒットには至らなかった。 増田さんは講演会が終わった後、展示会場へ。そんな増田さんを見つけて、自身の昭和家電の記憶を懸命に語りかける入館者たち。昭和家電はあこがれの対象であり、生活と密着していただけに、作り手を熱くさせただけではなく、使い手にも心を揺さぶる思い出を残してくれたようだ。 開催時間は午前10時から午後5時(入館は午後4時30分まで)。入場料は企画展のみの場合、300円、企画展+常設展の場合、一般800円、高・大生500円。中学生以下、大阪市内在住の65歳以上の方は無料。2月11日まで。詳しくは同館の公式サイトで。 (文責・岡村雅之/関西ライター名鑑)