線状降水帯の恐れなくなるも… 28日夜から再び激しい雨の可能性 大分
テレビ大分
低気圧や梅雨前線の影響で昨夜から続いていた雨は弱まり、大分県内で線状降水帯が発生する恐れはなくなりましたが、28日夜遅くから再び激しい雨となりそうです。 ◆TOS小野真奈美記者 「夜の間は雨脚が弱まっていた日田市内ですが、現在は大粒の雨粒が地面にたたきつけています」 線状降水帯発生の予測情報が発表された県内。 日田市と中津市では、あわせておよそ1万8000世帯に高齢者等避難を発令し避難を呼びかけ、避難所で一夜を過ごす人たちもいました。 大分地方気象台によりますと、梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み県内は大気の状態が非常に不安定となっています。 現在、雨の勢いはいったん落ち着いた模様ですが、今夜遅くから北部や西部で局地的に雷を伴った激しい雨となる見込みです。 ただ、警戒された線状降水帯については発生する恐れはなくなりました。 県内では、日田市と中津市では28日小中学校など合わせて46校が休校となりました。 また交通にも影響が出ていて、JR九州では、九州横断特急など一部の特急列車が運休となっています。 29日午後6時までに予想される24時間の雨の量は多いところで西部や北部でで50ミリなどとなっています。 気象台は引き続き、土砂災害に注意を呼び掛けています。
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