「センバツ無観客試合」発表 一夜明け明徳義塾ナイン、気持ち新たに練習 /高知
新型コロナウイルス感染拡大の影響で第92回選抜高校野球大会は無観客での開催を前提に準備することが決まった。決定から一夜明けた5日、明徳義塾の選手たちは気持ちを新たに練習に励んだ。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 感染拡大で全国の学校が臨時休校に入る中、明徳義塾も2日から休校の措置をとり、卒業式も中止になった。一方、全国大会に出場予定の部は、練習が許されていた。 5日朝、選手たちはグラウンドに集まり、ノックや打撃練習などをこなした。鈴木大照主将(2年)は「ありがたいと思い、(テレビなどを通じて)見る人に元気になってもらえるような野球がしたい」と力を込めた。 馬淵史郎監督(64)は「社会情勢からしてできない可能性もあると思っていた。この子たちは出場権を取っているからやらせてあげたかった。無観客でも非常に感謝している」と話した。【北村栞】