「政治塾で『子育てに興味がある』と言っても『経済でしょ、外交でしょ』と言われる」政治の世界で男女均等となる日をめざして
「子育ても生活もすべて政治につながっている」
後藤香織 福岡県議 「子育ても生活もすべて政治につながっているんだと私も実感しています。ここにいるみなさんも女性のことや政治のことに深く関心をもっていて、世の中を変えたい、こういうふうにしたいという思いが強い方だと思いますのでみなさんと一緒になってよい社会をつくっていくためにこれからも頑張っていきたいと思います。みなさんもがんばってください」
選挙戦を疑似体験 17歳の参加者は
合宿最後のプログラムは、5つのチームに分かれての選挙戦です。候補者やキャンペーンマネージャーなど役割を決め、政策やスローガン、どのような選挙活動を行うか発表します。 参加者 「若い人たち20代の女性が暮らしたい働きたいと思える大牟田市にしたいと思っています」 この選挙戦の疑似体験が、自分の意見を自信をもって伝え、課題解決を通してお互いを高め合うことにつながります。それがこの合宿の目的の一つなのです。 参加した申彩里さん(17) 「最年少での参加だったんですけど、同じ志をもった人たちが集まるので普段はあまり話すことができない政治のことを話し議論することができて本当にいい経験だったなと思います」 パリテ・アカデミー 三浦まり共同代表 「合宿が終わった後のネットワークもすごく重要です。修了生の間で誰かが立候補すると選挙の応援に行ったりということをしていたので、今回福岡でやったことによって九州一帯にいいネットワークが広がることを期待しています」 「パリテ」とはフランス語で「同等・同量」という意味の言葉です。パリテ・アカデミーは政治の世界で男女均等となることを目指しています。