被害総額10億円以上 「福岡のルパン」と呼ばれた男に判決 空き巣を繰り返し…自宅から見えた“素顔“
◆「福岡のルパン」の自宅には…
いったいどんな生活を送っていたのかー。家の中に入ると、さっそく目に入ってきたのは「大きなテレビ」です。 ◆記者 「テレビ2台あるんですね」 ◆森川被告の親族 「2階にもあるから、3台かな」
部屋ごとにテレビが置いてあるほか、食器類はきれいに並び、おしゃれな電気の暖炉や高そうなお酒、その置き方から几帳面さが垣間見られます。 ◆森川被告の親族 「家にあるものは(盗品ではなく)自分で買っておいているだけ。買って飽きたらすぐ人にあげる。その繰り返し」 森川被告の趣味は、高級スポーツカーとギャンブルだったそう。男性によると、森川被告が働いたことがあるのは20代のときに一度だけ、わずか1年の間でした。 ◆森川被告の親族 「(被害者には)申し訳ないと思う。相当な大金やから。(代わりに)返そうと思っても返しきらん。最後にしてもらいたいといっても、なかなか本人がしっかりせんと、できんと思うよ」
そして7月2日、森川被告は裁判所から懲役4年の判決を言い渡されると、深々と頭を下げました。 ◆森川被告(裁判メモより) 「高齢となり、これを機に盗みからきっぱりと足を洗うために、すべて正直に話した」 そう話したという「福岡のルパン」こと森川被告。沁みついた“稼業”から、足を洗うことはできるのでしょうか。
テレビ西日本