「シャンタル・アケルマン映画祭」今年も開催、「ホテル・モンタレー」など初上映
「シャンタル・アケルマン 映画祭2024」が6月19日から7月7日まで東京の東京日仏学院エスパス・イマージュで開催される。 【画像】「シャンタル・アケルマン映画祭2024」で上映される「南」場面写真 ベルギー出身でフランスを中心に活躍したシャンタル・アケルマンにスポットを当てた企画として、過去に2度開催された本特集。今回は3本が映画祭初上映となり、アメリカ南部に根強く残る人種差別の実態を描いた「南」、危険を冒してでもアメリカに渡ろうとする移民たちを追った「向こう側から」、初期作「ホテル・モンタレー」がラインナップされた。ほか「東から」「街をぶっ飛ばせ」「アンナの出会い」など12本が並ぶ。 なお「囚われの女(2000年)」「オルメイヤーの阿房宮」「ノー・ホーム・ムーヴィー」の編集を手がけ、30年以上にわたってアケルマンと親交があったクレール・アテルトンが初来日することも明らかに。全5回のトークイベントに登壇する。 ■ シャンタル・アケルマン映画祭 2024 2024年6月19日(水)~7月7日(日)東京都 東京日仏学院エスパス・イマージュ ※6月22日(土)・24日(月)・25日(火)、7月1日(月)・2日(火)は休映 <上映作品> 「ホテル・モンタレー」※本映画祭初上映 「南」※本映画祭初上映 「向こう側から」※本映画祭初上映 「街をぶっ飛ばせ」 「私、あなた、彼、彼女」 「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」 「家からの手紙」 「アンナの出会い」 「一晩中」 「ゴールデン・エイティーズ」 「アメリカン・ストーリーズ / 食事・家族・哲学」 「東から」 「囚われの女」 「オルメイヤーの阿房宮」 「ノー・ホーム・ムーヴィー」 ■ 「シャンタル・アケルマン映画祭 2024」トークイベント 東京都 東京日仏学院エスパス・イマージュ 2024年6月21日(金)18:40回「囚われの女」上映後 2024年6月23日(日)11:30回「東から」上映後 / 17:45回「向こう側から」上映後 2024年6月26日(水)18:40回「ノー・ホーム・ムーヴィー」上映後 <登壇者(予定)> クレール・アテルトン 2024年6月30日(日)13:00回「ホテル・モンタレー」上映後 <登壇者(予定)> 坂本安美(アンスティチュ・フランセ日本 映画プログラム主任) 2024年6月23日(日)14:30回「南」上映後シンポジウム <登壇者(予定)> クレール・アテルトン / 斉藤綾子(明治学院大学教授)/ とちぎあきら(フィルムアーキビスト) Collections CINEMATEK - (c)Chantal Akerman Foundation