ASEAN＝東南アジア諸国連合の加盟国と関係国の外相らが参加する会議が、これからラオスで始まります。中国による海洋進出の問題なども議論される見通しです。中継です。 会議には日米そして中国とロシアも参加し、ASEANを挟んで対立する2つの陣営が火花を散らす展開が予想されます。 日本時間の27日午後1時ごろから始まる東アジアサミットの外相会議には、日本の上川外務大臣やアメリカのブリンケン国務長官、中国の王毅外相、ロシアのラブロフ外相などが顔を揃えます。 会議では、中国とフィリピンが領有権を争う南シナ海の問題なども議論されるとみられます。 26日までのASEANと各国との一連の会議では、中国やロシアがASEAN加盟国に対し、両国が主導する枠組み「BRICS」への加入を働きかけるなど、自らの陣営に引き寄せようという動きが目立ちました。 これに神経を尖らせる日本などが中国と対立するフィリピンへの支援を強調するなど、陣営間の駆け引きが活発化しています。これから行われる東アジアサミットでも両陣営による激しい議論も予想されます。