【高校野球・新潟】帝京長岡が新発田南を破り2年ぶり決勝進出 4番茨木佑太が意地の逆転打で初の甲子園に王手
夏の高校野球新潟大会は23日、準決勝2試合が行われます。第1試合は第1シードの帝京長岡と公立で唯一準決勝に残った新発田南が対戦し、帝京長岡が7―3で2年ぶりの決勝進出を決めました。 【高校野球・新潟4強】総合力の“帝京長岡”に防御率トップの“新発田南” 勢いの“新潟産大附”に打率トップの“中越”
ここまで安定した戦いを見せてきた第1シードの帝京長岡と、エースでキャプテンの小林佑を中心に25年ぶりの準決勝進出を決めた新発田南の一戦。 先制したのは、新発田南でした。2回表、6番小川が3塁打で出塁すると、7番服部がレフトへの適時打を放ち、1点を先制します。 新発田南のエース小林は140キロを超える直球を武器に、帝京打線を抑えていましたが、3回裏、安打と四球で1死満塁のピンチを招くと、ここで迎えるは4番茨木。茨木が三塁線を破る2塁打を放ち、逆転すると、続く5番有馬・6番福士の連続長打でこの回一挙5得点を挙げます。帝京長岡は4回にも1点を追加します。 今大会1人で投げ抜いている新発田南のエース小林。8回表には4番として、意地の3塁打を放ち、2点を挙げます。小林はこの日も150球を超える熱投を見せましたが、追いつくことができず、7―3で帝京長岡が2年ぶりの決勝進出を決め、初の甲子園へ王手をかけました。 新発田南 010000020 3 帝京長岡 00510010× 7 【準決勝第2試合】 新潟産大附属―中越